2020年から趣味でクワガタの採集を始めました。 小学校以来となる30数年ぶり地元にまだクワガタが たくさんいることに感動しています。
オキナワノコギリクワガタ
アマミノコギリクワガタの亜種で、沖縄本島全域に生息し5月中旬から新成虫が見られる。体調はオスで25mm~70mmになり、野外ギネス は71.7mmとなっている。色は赤茶を基調となり、環境によっては黒色化した個体も見られる。採集時期は5月中旬から9月下旬まで。
オキナワヒラタクワガタ
本土ヒラタクワガタの亜種で、沖縄本島全域に生息し5月から11月頃まで見られるが、条件が合えば年中採取できる個体。越冬でき、1年から2年生息することができる。体調は25mm~70mmで野外ギネスは71.5mmとなっている。
クワガタブリード
日本を代表するオオクワガタなど、形とサイズを目指してブリードする人が近年増えてきています。YouTubeにも見られ、飼育方法や産卵方法が数多くアップロードされています。また海外産のクワガタも数多く輸入され、ヘラクレスオオカブト、ギャラファノコギリクワガタなど、様々な種類のクワガタ・カブトムシを飼うことができる。
2021年からブリードにも挑戦!
野外採集した個体やブリードした個体で産卵セットを組み、1ヵ月ほどで卵や幼虫を取り出していきます。取り出す作業を「割り出し」といいます。卵や孵化したての幼虫は繊細なため、取り扱いには注意が必要です。
割り出し後、1~2ヵ月ほどしたら大き目の飼育ビンへ移します。飼育ビンは専用の物から100円均一で売っているボトルでも代用できます。容量は800ml~1000mlほどがいいでしょう。発酵マットを固く詰め幼虫を移していきます。
3月~4月になると前蛹と呼ばれる蛹になる前の状態になります。その時はマットの交換は厳禁です。4月~5月頃に蛹化します。基本は飼育ビンの中で羽化まで待ちますが、蛹室の状態や個体の状態をみて人工蛹室へ移すことがあります。
5月~6月頃から羽化が始まり成虫へと変わります。羽化後は体が成熟するまで「休眠」という状態に入ります。 その期間は成虫でありながら餌は食べません。乾燥に気を付けながら休眠から起きるのを待ちます。 ブリードの醍醐味は野外ではなかなか採取できないサイズまで育てることができることです。